チェック |
項目 |
解説 |
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あなたの住宅は西暦1981年(昭和56年)5月31日以前に着工している |
この年を境に建築基準が変わっています。この年の後に作られた住宅は通常、耐震性の高い建築基準で建てられています。(業者が手抜きをしているなど例外はあると思います) |
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外から見て基礎部分(住宅の土台部分)にひび割れがある。 |
土台にひび割れが出ている場合は過去の小さな地震で家屋に無理な力がかかって、耐久性が低下している可能性があります。 |
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ドアや窓がうまく閉まらないところがある。 |
家自体がゆがんでしまい、耐久性が低下している可能性があります。 |
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明らかに家が傾いている。床でビー球などを置くと特定方向に転がっていく。 |
これも家自体が傾いていて、耐久性が低下している可能性があります。地盤が弱いことが原因の場合もあります。 |
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家の中または床下がじめじめしている。 |
湿気は木造部分や金属部分を侵食し、家の耐久性をじわじわ蝕んでいきます。 |
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シロアリが発生したことがある。 |
一度発生したのなら、退治したとしてもある程度は柱や壁が蝕まれているでしょう。これも耐久性が低下している可能性が高いです。 |
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ゴキブリや虫などがよく出現する。 |
ゴキブリや虫などが発生しやすいのは湿気が多く、それらの虫がすごしやすい環境にあるからかもしれません。断定までは出来ませんが、湿気の影響が出てくる可能性も否定できません。 |
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住宅周辺の電信柱が傾いているものが多い |
電信柱が傾いているかどうかを判断するには、糸の先に5円玉などの錘をつけて柱にピタッとつけてみるのが良いでしょう。錘部分と柱に隙間が開くのでしたら、傾いている証拠です。
電信柱が傾いている土地は地盤に水分が多く軟弱な可能性があります。 |
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住宅周辺の道路や壁に亀裂が入っている個所が目立つ |
これも地盤の強度を測る目安になります。地盤が軟弱だと液状化現象(地面が地震の振動で水のようになり住宅そのものが沈んでしまう)を起こす可能性がありますし、そこまで行かなくても、他の固い地盤に比べて地震のゆれをまともに受けることになります。 |
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住宅がある地名に以下の漢字が使われている。
浜・渋・沢、汐(さんずいが使われているのは水が関連している可能性大)
橋・蒲・浦・島(これも水辺を表す言葉)
坂・窪・谷(低地を表す言葉) |
住宅の地名に水が関連している漢字や低地を示す漢字が使われている場合は、その場所が昔、川や池や海、またはその周辺地区だった可能性が高いです。その場合は地盤の水分含有量が高いため、地盤が軟弱で液状化現象を起こす可能性があります。 |