レクリエーション・チップス | 提案の仕方 |
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提案が通らない、それぞれのパターン |
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福祉施設や医療施設においてレクリエーションの運営を担当者がまじめにやろうとすると、色々と頭をひねる必要があります。なぜならレクリエーションをより面白くしようとすれば、従来その施設では行った事の無いような提案をしなければならないからです。新しい機材を導入することを提案したり、新しい行事を行うことを提案したり、従来ある行事の内容を変更したりする時です。しかし、なかなかすんなり新しい提案が通ることはありません。これから例をあげて、提案が通らない経緯を考えてみましょう。 【提案内容例(新しい機材の購入依頼】
各施設によって提案書にも所定の書式があり、あなたの立場が平職員か役職者かでも多少は違いますが、上記のような提案を出した場合の出された役職者の反応は以下の様な形になります。 ◎ 直接の上司 「個人的にはいい提案だと思うよ。でも上の人が了承するかな・・・」 「まあ、とりあえず上に通しておくよ」 「上にあげてみたんだけど、通らなかった」 となって、そのまま立ち消えというパターンが多い。 ◎ 自分の上司ではないが上の立場の人(医者など) 「面白いんじゃない、応援しているよ」 でも特に何かしてくれるわけではない。 役職者会議などで提案し、同席してても発言はしてくれない。 ◎ 部門の長(看護部長、介護部長などで予算的決裁権をもたない) 「お疲れさま、じゃあ施設長に提案してみるよ」 書面は上げてくれたけど、そのまま立ち消え。 ◎ 決裁権をもつ人、経営者(病院長・施設長、部門の長など) 「今やっているレクリエーションは効果がないということかな?」 「別に今やっているレクリエーションで喜んでいるのならそれでいいと思うよ」 「まあ、いろいろ工夫してみてくれ(お金をつかわずに)」 お金を使わなければならない場合や従来の形を変える事にはきわめて動きが鈍い。 結局立ち消え。 |
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役職による立場の違い |
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どうして、提案がすんなり通らないかというと、それぞれの役職には立場の違いがあるからです。立場の違いからくる事情をちょっとまとめてみましょう。 【立場の違い】 (平職員、現場の長、部門の長、医者、経営者) |
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じゃあどうすればいいの |
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人と接する時の基本に立ち戻るのが一番です。人とうまくやって行く為の関わりの基本は、相手に共感しながら対応していくと言うことです。もっとも、これを読んでいるのは介護職・看護職・作業療法士・PSW等、医療・福祉の従事者だと思いますから、上の立場の違いを見たのなら私がここで細かい説明をする必要も無いでしょうが、あらためて適切な対応方法についてまとめてみます。 【立場の違いと対応方法】 (平職員、現場の長、部門の長、医者・他部門、経営者)
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